無職で借金漬けの状態で司法書士に相談に行き、借金の取り立ても止まって落ち着いた私。
非正規ではあるものの仕事に就き、着手金の分割払いをしている状況で転機が訪れました。
※当時の状況や相談時の詳細はこちらをご覧ください
社員登用の誘い
派遣社員として働きながら、月々着手金の分割払いをしている時期でした。
派遣先の社員数人+社長との飲みの場で、いつまでこの現場で働くかの話をしていた時だと思います。
ありがたいことに社長から「社員になってみないか?」と誘っていただきました。
一旦は保留にしましたが、内心は断る理由なんてありませんでした。
現在の収入を保証したうえで+α上乗せしてくれる、とのことでしたので。
後日あらためて正式にオファーをいただき、晴れて社員となることが決まりました。
弁護士へ報告
弁護士事務所からは
「収入に増減があったら教えてくださいね。」
と言われていたので、社員になることと、収入が少し増えることを伝えました。
「これで分割払いも増額できるし、さっさと払って自己破産手続き始めよう!」
って考えていたのですが、報告すると
「あ~・・・なるほどですね。転職が決まって給与がこのくらいで・・・」
という感じであまりいいリアクションをしていません。
「え?、、、なになに怖い怖い!」
と思いながら話を聞いていると気まずそうに説明してくれました。
自己破産・・・できないかも
弁「自己破産は・・・ちょっと難しいかもしれません。。。」
私「え・・・?」
弁「(私)さんの場合、相談に来られた時の状況であれば間違いなく通りました。ただ、提出する書類には現状が載りますので、この収入だと認められない可能性があるんです。一応提出はしてみますが・・・。」
と、かなり歯切れの悪い回答が。
よく考えたらこれって法テラスの時も似たような状況だったのを思い出しました。
↓この記事です。
まさか二度目のNGの可能性を食らうことになるとは思いませんでした。
結果
自己破産・・・NGでした。
「もう支払いに苦労する生活には戻りたくない」と考えて収入も上げるように努力してきた結果、また借金生活に戻る可能性が出てきたことに落ち込んだのですが、
「確かに(私)さんの収入は上がりましたが、それでも月々返していくのは大変な金額ですよね。自己破産は無理でしたが、個人再生という手段はどうでしょうか?」
との提案があり、最終的には個人再生をすることになります。
詳しくは別記事で書きますが、これから手続きを始める方や相談を考えている方は、苦しい時期に我慢して弁護士着手までを済ませてしまうのが良いと思います。
コメント