個人再生後に落ち込む瞬間・気まずい瞬間とその切り抜け方

個人再生の決定が出ればものすごく心が軽くなるのですが、その後の生活で「あ、債務整理したからだ・・・」と感じて落ち込む瞬間が時々出てきます。

私の体験談です。

避けられないローン審査

まずは誰もが経験するであろう、賃貸契約や自動車購入時などのローン審査。

最初は「ローンが通らないと恥ずかしい」という理由で、賃貸物件や中古車購入の相談自体を避けていました。

しかしながら、どうしても避けて通れないタイミングはあります。

審査が通らないことが分かっていても、NGが出れば落ち込みますし、それを相手に知られるのも恥ずかしいのですが・・・大丈夫、慣れてきます。

そもそも審査する会社がクレジットカード会社だった場合はほぼ100％でNGになるので、期待すらしなくなります笑

あまり恥ずかしがることじゃないんですよね。（いや、実際ちょっと恥ずかしいのですが）

賃貸の管理会社や中古車販売業者は、同じようにローンが通らない人をたくさん見てきているはずですし、ローンが通らない理由は債務整理だけじゃありません。

最近だと、スマホの分割払いを延滞するとローンが通らない、という方が少なくないみたいです。

私の場合は「個人事業を始めたばかりなので以前ローンが通らなかったことがある。」と予め相手に伝えるようにしていました。

その言い方で相手が信じるかどうかは、わかりませんが。

過去の記事（デビットカードのメリットとデメリット）でも書いてますが、買い物などの支払いの際、「クレジットカードはOK、デビットカードはNG」ということがたまーにあります。

公共料金やガソリンスタンドなどでデビットカードが使えないことは一度経験すれば分かることなので、常に現金で支払えば良いのですが、普段の支払いで使えなかったときはちょっと焦ります。

私の最近の体験ですが、自由診療（保険適用外）の医療機関を受診したときの支払いで、デビットカードが使えないということがありました。（クレジットカードはOK）

使える／使えないの明確な線引きってあるんでしょうか？

その時は現金があったので助かりましたが。

基本的に私は、念のため現金もある程度持って生活するようにしていました。

債務整理したことのある方は経験しているかもしれませんが、普段の友人・知人と会話をする中にも、自分が債務整理したことを再認識させられる場面が時々出てきます。

こんな場面です

引越しや車の購入など、知人の紹介であれば値引きに期待できる場面なのですが、審査結果が知られると気まずいので、喜んで紹介を受けることができません。

相手の厚意はものすごく嬉しいのですが、審査がNGになるのが分かりきっている状況で「ハイお願いします」とも言えず、、、申し訳ない気持ちになったのをよく覚えています。

そんな時わたしは、「ありがとう！でも、知り合いが紹介してくれるからさっ」（←ホントはそんな知り合いなんていない）って断ってました。

車乗る人は一度は聞かれたことあるんじゃないでしょうか。

ETCカードについてもクレジットカードを持っていることが前提なので、もちろん持っていません。

ETCパーソナルカードという選択もあったのですが、私は持っていませんでした。

さいわい私は普段高速道路を使うことが少なかったし、乗っていた車もETCの車載器自体が搭載されていなかったため、「面倒だから」とか「普段使わないから」という理由で回避していました。

個人再生が決まると確実に気持ちが楽になるのですが、生活していると上記のようなちょっと居心地の悪い瞬間がときどきあります。

ですが、債務整理していない人でも「今月厳しいなぁ」って人はたくさんいます。

私は最初は落ち込みましたけど、最近は何か聞かれても「いま金欠」って答えるだけで回避できますし、あまり落ち込むことも無いんじゃないかな、と思います。