賃貸物件を借りるとき審査などで注意したこと

私は債務整理の準備期間も含めて、2回の引越しをしています。

数年かけてやっと個人再生に至った訳ですが、決定後も引越しをする際に不都合なことがありましたので、それを記事にします。

1回目の引越し(債務整理期間中)

1回目は「債務整理の依頼先を変更した話。司法書士から弁護士へ。」こちらの記事でも書いた、債務整理準備中の引越し。

借金溜まりまくり&返済滞りまくりの私の状況では、賃貸物件の審査を通るかどうかが一番の心配の種でした。

1回目の引越しで、私が賃貸物件を借りるためにやったことは以下の3つ。

  • 保証人有りの審査が可能かどうかの確認
  • 実際に現地(店舗)へ電話確認
  • 試しに審査出してみる

ホームズやスーモなどの賃貸物件サイトでは、物件情報ページの下部に管理会社の情報が載っています。

多くの場合、そこに審査条件が載っていたり、審査する会社名が載っていることがあります。

もし会社名が載っていた場合、その会社名をネットで検索すると、ざっくりとした審査の難易度を確認することができます。

一概には言えませんが、保証会社名が載っていなくても「保証人が必要」「補償金が〇〇円」と書いてある場合は審査が緩く、ブラックリスト入りでも通る可能性があります。

逆にクレジットカード会社を審査の条件に入れている場合、審査を通る可能性はほとんどありません。私の場合、試しに2回申請してみましたがどちらもNGでした。

最終的には補償金として家賃の〇%(すみません、忘れました)を支払う条件の保証会社で審査が通りました。

使った保証会社は「日本賃貸保証」です。

2回目の引越し(債務整理後4年)

次の引越しを考えたとき、最初は1回目と同様に、今の私の状況で引越しできる物件を絞って探していました。

ただ、最終的には審査の有無や、店舗への審査方法の確認は必要ありませんでした。

2回目の引越しは、UR物件(旧公団住宅)です。

URの詳しい情報は別の記事で書こうかなと思ってますので、ここでは割愛します。

URは一般的な賃貸物件とは入居の際の条件が異なっており、前払いで2か月分の敷金を払うことでほぼ間違いなく入居することができます。

物件数は一般の賃貸物件と比べると少ないのですが、自分が住みたい場所に都合よくUR物件があって、間取りと予算と合えば選択肢に入れてみると良いと思います。

まとめ

多重債務者や返済が滞ってるほとんどの方は体験することだと思いますが、中には賃貸物件は借りられないと考えている方がいらっしゃると感じましたので記事にしました。

  • 物件が限られる
  • 初期費用が高い(場合がある)

債務整理者が賃貸契約するには上記のようなデメリットがあり「一般人と同じように」とまでは言えませんが、ある程度自由に賃貸物件契約は行えます。

資金にもう少し余裕があれば、私と同じようにUR物件も選択肢に入れられます。

そこまで深刻なデメリットではない、というのが、経験者の私の感想です。

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